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健康寿命と生涯学習 [平均寿命 健康寿命]



健康寿命』という言葉は、WHOが2000年に公表した言葉です。

健康寿命とは、日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことをいいます。

ですから、平均寿命から介護(自立した生活ができない)を引いた数が健康寿命になります。



 


私は、8月11日のブログで、次のように書きました。

「平均寿命が延びても、健康寿命が延びなければ、手放しで喜ぶことはできません。
ご存知のように、平均寿命のうち、健康で自立した生活を送ることのできる期間を「健康寿命」といいます。
先日の厚生労働省の発表によれば、日本人の平均寿命がまた更新されました。
男性は、80.21歳(初めての80歳超え)、女性は、86.61歳(世界1位)になり、過去最高を更新しました。」

「しかし、この平均寿命も、『平均健康寿命』という窓口からみると、
男性72.3歳、女性77.7歳とされ、
平均寿命との差は男性で約9年、女性で約13年にもなります。 
つまり、それは要介護や寝たきり状態など、自立した生活を送ることのできない「不健康期間」が9~13年もあるということになります。」

さて、現在の日本の健康寿命に関するポイントは、次のようになります。

①健康寿命より平均寿命の延びが大きいため、不健康期間が拡大する傾向にある。

②できる限りこの不健康期間を短縮することが、高齢者一人一人の生活を充実させるために欠かせない。

③寝たきりにならず、健康に過ごせる期間が延びれば、医療・介護費の抑制効果も期待できる。

(二つの寿命の差が開くと、医療や介護の費用は当然高くなる。国民が1年間に使う医療費は、右肩上がりに増え続けている。その額は年間約40兆円にも上り、国の財政を圧迫しているのが現状だ。)

④政府は、2020年までに健康寿命を1歳以上延ばす目標を打ち出した。

⑤「元気で長生き」を支える健康・医療関連産業を育成して、海外展開を促し、経済成長につなげたい考えている。

⑥元気な高齢者の増加は、労働力の確保やボランティアの活性化にもつながるだろう


一日でも長く元気に暮らせる「健康長寿社会」をどうつくっていくか。

これは、みんなで知恵を絞っていかなければならない重大な課題です。

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しかし、一方において、次のような指摘もあるのです。

このような長寿化が直ちに幸福の増大を意味しないことも一つの現実だ。厚労省は高齢化の進展を踏まえ、介護を受けずに日常生活を送れる期間を表す「健康寿命」と平均寿命との差を埋めるため生活習慣病予防の重要性を訴えているが、いくら「健康に長生き」しても、それで「何をするのか」という問題が残る。

そこが曖昧では生きがいや幸福感を得ることはできないのです。

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さて、そのような状況になる前も後も、シニアの学びは、ずっと続けられてきました。

 しかし、現在のシニアの学び(生涯学習)のカリキュラムには、健康寿命の考え方が反映されているのでしょうか?

 ・・・・・

 前々回のブログで報告した『アイディア会議・学習計画作成会議』において、「シニアライフ」の講義を3コマつくることにしました。

全国から見れば、ほんの小さな取り組みかもしれませんが、私は、時代の潮流に沿った新しい取り組みの一つだと考えています。

まず、自分の手の届く所から、具体的に具体的に進めていきます。



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